歯並びが悪くなる原因をアクティビティで改善
歯並びは、口呼吸によって口腔周囲筋(舌・唇・頬の筋肉)の使い方が正しくなくなり、歯に好ましくない力が加わることで悪くなります。たとえわずかな力であったとしても、毎日継続的に力が加わると大きな変化となります。歯は力のバランスが取れる場所に並ぶので、悪い癖による好ましくない力を取り除かなければ歯並びを綺麗にしたとしてもまた元に戻ってしまいます。
マイオブレース矯正治療ではこれらの癖をアクティビティというトレーニングに取り組むことで改善し歯並びが悪くなる根本原因を排除するため、後戻りが起こりにくい治療です。
アクティビティは2〜5分程度のものを1日に2回行っていただきます。ご家族の方と一緒にお家で楽しく取り組んでいただくことが大切です。
口呼吸 | 口で呼吸していると、舌は低い位置に置かれ、上あごの発育を妨げてしまいます。その結果、歯並びが悪くなることがあります。また、口呼吸は病原菌が喉の粘膜から直接体内に取り込まれるため、健康面でも問題があります。 |
舌癖 | 普段何もしていないときに舌を歯に当てていたり、噛んでいる癖があると、歯並びが乱れる原因となります。舌の力は歯並びを変えるのに十分に大きな力となります。 |
嚥下癖 | 飲み込む時に舌を前に突き出したり、口の周りに力を入れたりする飲み込み方(逆嚥下)も、顎の正しい発育を妨げ、歯並びに影響を与えます。 |
アクティビティを継続することが大切です
アクティビティ(トレーニング)と聞くと、「難しそう」「続けられるかな…」と不安に思われる方もいるかもしれません。しかし、実際は、お子様にとって難しいものではなく、痛みを伴うこともほとんどありません。まずは継続することが大切です。アクティビティを継続しなければ、せっかくの効果も半減してしまいます。
お子様がトレーニングを継続できるように、親御さんのサポートが欠かせません。日々のトレーニングを励まし、一緒に取り組むことで、お子様のやる気を引き出し、効果的に進めることができます。
専任スタッフ「エデュケーター」がサポートします
トレーニング方法については、専門のトレーニングを受けた専任スタッフ「エデュケーター」が丁寧に指導いたします。疑問点や不安な点があれば、いつでもご相談ください。
お子さんの歯並びを改善するためには、早期の対策が重要です。矯正治療は年齢によって異なります。お子様の成長に合わせて最適な方法で進めていきます。正しい姿勢や口腔習慣を身につけることで、将来の健康な口腔環境を守りましょう。