顎の成長をサポートし、歯並びを整える大切な時期
9歳~12歳は、乳歯から永久歯への生え変わりが進み、顎の成長がピークを迎える時期です。この時期の矯正治療では、マイオブレース(マウスピース)とアクティビティ(筋機能訓練)を積極的に活用し、歯並びの根本的な改善を目指します。
9〜12歳までの矯正治療で使う装置
- マイオブレース(マウスピース)
- BWS
- BB1
- フェイスマスク
矯正治療の流れ
1.無料相談:
まずは、お子様の歯並びや顎の発育に関するお悩みをご相談ください。マイオブレース矯正やアクティビティの内容、費用などについて詳しくご説明いたします。
2.検査:
お子様の歯並びや顎の発育状態、お口周りの筋肉の状態などを詳しく検査します。レントゲン撮影や口腔内写真撮影などを行い、正確な診断を行います。
3.診断結果説明:
検査結果に基づいて、お子様一人ひとりの歯並びや顎の発育状況、癖などを丁寧に診断し、治療方針や期間、費用についてわかりやすくご説明いたします。
4.マウスピース装着:
お子様一人ひとりの歯型に合わせて作製したマイオブレース(マウスピース)を装着します。装着時間やお手入れ方法などについても丁寧にご説明いたします。
5.アクティビティ開始:
専門のスタッフが、お子様に合わせたアクティビティ(筋機能訓練)を指導いたします。遊び感覚で楽しく取り組める内容になっていますのでご安心ください。
6.月1回の通院:
定期的にご来院いただき、マウスピースの適合状態や歯並びの変化、アクティビティの進捗状況などを確認します。
※上顎に装置が入った場合、2週間ごとのチェックが必要になります。
9歳~12歳からの矯正治療で得られる効果
歯並びの改善 | マイオブレースとアクティビティによって、歯並びが悪くなってしまう原因となる口呼吸や舌の悪癖などを改善し、歯並びを整えていきます。 |
顎の成長促進 | 上顎に装置を装着することで、顎の成長を促し、より良い歯並びと顔のバランスを目指します。 |
後戻りの抑制 | この時期に適切な治療を行うことで、将来的な後戻りを予防し、美しい歯並びを長く維持することができます。 |
まずはお気軽にご相談ください
歯並びは遺伝によるものと思われがちですが、実際には、遺伝的要因よりも毎日の生活習慣の中で身につく癖を改善していくことで歯並びが整っていきます。
成長期であるこの時期は、お口周りの癖を改善していくことで、歯並びは自然と整っていく可能性があります。しかし、顎の成長がピークを迎えるこの時期だからこそ、お子様自身の力や意識だけでは、歯並びの改善が追い付かない場合があります。
顎の成長をサポートし、正しい歯並びへと導くために、上顎に装置が必要になるケースがあります。装置の装着期間は、お子様一人ひとりの状態に合わせて、できる限り短くすることを目指しています。長期間にわたる装置の装着は、根本的な原因であるお口周りの癖の改善を妨げてしまう可能性があるからです。当院では、お子様の成長を第一に考え、根本的な原因である癖の改善を促すことで、二次治療(本格矯正)への移行を回避できるよう、最善を尽くします。