マイオブレースと従来の矯正治療との違いとは

従来の小児矯正治療とマイオブレース治療とでは、治療の目的や治療のアプローチなど、異なる点が多くあります。

ここではマイオブレース治療と他の矯正治療との違いを詳しくご説明いたします。

治療効果の違い

「床矯正」や「急速拡大」という言葉を耳にしたことがある方もいらっしゃるかもしれません。これは、顎の幅を物理的に拡大する治療法です。歯は綺麗に並びますが、顔が不自然に広がったり、歯並びが悪くなる原因が治っていないので後戻りを起こしたり、2期治療として成人矯正が必要になることが多いです。

歯並びが悪くなるのは、遺伝だけでなく口呼吸・間違った舌の位置や嚥下の仕方です。これらを治さなければ、いくら顎を拡大しても歯並びはまた悪くなってしまいます。また、顎の適切な拡大は横よりも前に拡大することが必要です。マイオブレース治療では上顎骨を前に発育させることで顔貌が変化する治療です。さらにアクティビティで鼻呼吸の獲得・正しい舌の位置と嚥下方法を身につけることで歯並びを根本から治します。

気道へのアプローチ

上顎骨が前方向に十分に発育しないと、気道が圧迫されてしまい、睡眠時無呼吸症候群を発症してしまうことがあります。本来発症することがない幼少期の睡眠時無呼吸症候群が今問題視されています。マイオブレース治療を適切な時期に行うことで、気道が広がり、睡眠の質も改善されます。夜間の歯ぎしりやおねしょや悪夢を見るなどは気道が狭いことが原因である可能性が考えられますが、マイオブレース治療で改善されたというお声もたくさんいただきます。マイオブレース矯正は、歯並びだけでなく、お子様の全身的な健康にも貢献します。

保定の必要性の有無

マイオブレース矯正とその他の矯正には、保定の必要性の有無について大きな違いがあります。マイオブレース矯正は後戻りが起こりにくい治療なので、原則として保定装置を使うことがありません。

一方、従来の矯正治療は歯並びを悪くする原因を治していないので、後戻りのリスクを伴います。そのため床矯正装置による治療が終わった後もしばらくはリテーナーで保定を行わなければならないのです。

大人の矯正をしない事を目指す治療

当院では8歳以下でスタートしたお子様で2期治療が必要となったケースはほとんどいらっしゃいません。マイオブレース矯正によって口腔周囲筋や顎骨の発育が正常に進み、健やかで美しい歯並び・噛み合わせが自然に形成されるからです。

従来の床矯正では2期治療が必要となるケースが大半を占めるため、この点もマイオブレース矯正との大きな違いと言えます。マイオブレース矯正は「大人の矯正をしない」ことを目指す治療なのです。

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実績豊富なうめきた矯正歯科へ

当院では、これまで500症例以上にマイオブレース矯正を導入し、年間100症例以上の治療実績を誇ります。大阪ではトップクラスの実績を持つ歯科医院として、多くの患者様から信頼を頂いております。お子様の歯並びでお悩みの方、マイオブレース矯正をご検討されている方は、ぜひ「うめきた矯正歯科」にご相談ください。

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※休診日:毎月1日・2日

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