症例紹介

始めるきっかけ

始めるきっかけ

噛み合わせが気になって来院されました。
2年ほど前に他院に矯正相談に行かれたそうですが、その医院ではまだ矯正を始める時期ではないといったお話しだったようです。

年齢的にマイオブレース矯正で治療していくなら早めの治療開始をおすすめしました。
噛み合わせだけでなく骨格が変形していました。
成長期以降の矯正治療では、骨格的なずれが著しい場合は、矯正歯科治療だけでは改善が難しく
外科手術を組み合わせた矯正治療が必要とされています。

すぐにスタートしても、成長期後半であるためマイオブレース矯正をしてみて顎の歪みが改善されなければ外科手術が必要になる可能性もお伝えして、治療開始しました。

治療前 / 現在


治療前 / 現在

治療開始時

現在(治療途中)

治療内容

日常から口呼吸があり、飲み込み時にはかなり唇を絞るなどの癖がありました。
こういった口呼吸や舌の癖があると、上顎が正しく成長できず噛み合わせがズレていってしまう原因になります。

呼吸のアクティビティは順調に進み、舌のアクティビティに進んだ段階でBWSという装置を3ヶ月間 上顎につけました。

これは舌の位置を確保するための装置です。
スタートが10歳だったので、正しい成長に追いつくためには数ヶ月間この装置が必要になるケースが多いです。

その後3ヶ月間あけて再度BWSを3ヶ月間使用しました。

その間もアクティビティとマウスピースの装着も続けています。

アクティビティとマウスピース、BWSの効果で上顎にしっかりと舌を置く位置が確保できました。


元々は上顎の成長が弱く、舌を置くスペースが狭かったです。その狭い顎の中で舌を動かしていたため、舌の筋力にも左右差がありました。

舌をスポット(舌の正しい位置)に置く練習や、吸い上げる動作をすると
舌が右側に傾きます。これは舌の筋力に左右差があります。

左右均等に力がかけられるように舌のアクティビティを行なっていきました。

このように舌の筋力のかかり方で顎の形は変形してしまいます。上顎の成長には正しい舌の力が必要不可欠です。   
特に口呼吸があるお子さんは口が開いている時間、上顎への舌の力は全くかかっていない状態になり、上顎の成長不足で歯並びが崩れてしまいます。

成長期であれば、正しい筋肉の使い方を習得することで骨の成長を助けてあげることができるので
顔・顎・歯並びが同時に少しずつ正しい方向へと変化していきます。

顔の変化を見ても左右の歪みは改善さてきていて、横顔の比較ではしっかりと前方成長できていることが見受けられます☺️

このような変化は治療開始年齢が早い方が改善しやすいので、なるべく早めの治療開始をお勧めします。

監修者情報

エデュケーター さき

経歴

  • 2年間保育園にて勤務
  • 2017年 真田山歯科勤務
  • 2018年 11月 オーティカマイオブレース導入セミナー受講
  • 2019年  9月 Dr.ChrisFarrell 講習会受講
  • 2019年 11月 オーストラリアにて研修
  • 2021年  4月 エデュケータートレーニングコース受講
  • 2021年  4月 マイオブレース認定エデュケーター取得
  • 2024年 3月 Dr.John Flutter 講習会受講
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※休診日:毎月1日・2日

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